健康法トレーニングと病気の事。

関節痛『原因と症状』

加齢が進むと共に、体のあちこちに関節痛を感じることも多くなるでしょう。
関節痛は、放置すれば重大疾患にもつながる恐れがあり、その主なものに、変形性関節症と関節リウマチがあります。
どちらも女性に多く見られ、30代という若い世代での発症も多く、その数は100万人とも言われています。

変形性関節症の原因は、関節の骨と骨との間にある、軟骨がすり減っていき、痛みを生じます。
関節リウマチの原因は、関節の周囲に炎症が起こり、激しい痛みや関節の腫れを引き起こすもので、一度関節が腫れてしまうと自然に治る方法はなく、手術をしなければ、腫れを取ることはできません。
その為、関節痛が何週間も続く、手足がこわばるなどの症状が現れた時には、整形外科ではわからない場合もある為、早めにリウマチ外来、または専門院に行き、血液検査をしてもらうのが良いでしょう。

ただし、指などの細かい関節は、血液検査の炎症反応には現れづらい為、突き指と症状が似ているので、注意が必要です。
膝が痛いけど子供を抱っこしているから…や、寒いから関節が痛むのだろうという自己判断は非常に危険です。
関節痛から来る重大疾患は、大けがや出産などにより、ホルモンバランスが崩れた場合にも起こるので、若い世代でも注意が必要なのです。

関節痛のなかでもとにかく辛いのが膝の痛みです。特に中高年になるとなぜか膝が痛くなる。
まさかその歳で本気で背が伸びるかもと思う人はいないと思いますが、中高年の膝の痛みは加齢か病気のどちらかです。
痛いと思ったらとりあえず原因だけでも突き止めませんか?

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