健康法トレーニングと病気の事。

体調不良・病気

便秘『原因と症状』

便秘の原因として考えられるものとしては、ストレスや不規則な生活、バランスの乱れた食事などがあげられます。ほかにも、年齢や腸内細菌のバランスの悪化や、便意を我慢しすぎてしまうことにより習慣化してしまうこと、妊娠によるもの、冷えが影響しているものなどがあります。また女性の場合には、女性ホルモンのひとつである黄体ホルモンの影響もあげられます。運動不足による筋力の低下も影響してきます。便秘が原因で他の病気を発症したり、他の病気が原因で便秘になっている場合もありますので注意が必要です。症状としては、3~4日以上便通がなかったり、お腹が張ったり、食欲がなくなったり、便が硬い状態になったりします。痔になったり悪化させたりする原因にもなりますし、大腸がんのリスクも上がってしまいます。体にとって要らないものが体のなかに残ってしまっている状態ですから、肌荒れやむくみが起きてきたり、お腹に溜まったガスによってお腹の張りを感じたり、ガスで膨らんだ腸が胃を下から圧迫することで胸やけやげっぷなどの症状が出てきたりします。ガスの影響から逆流性食道炎を招くこともありますので、油断はできません。症状から自分の便秘の原因を知って、適切な対処をするようにしましょう。

胃痛『原因と症状』

大きな原因としては食べ過ぎ、飲み過ぎ、脂肪分の多い食事でもたれから来る場合と、神経的な場合があります。食べ過ぎ・飲み過ぎという時には、薬を飲まなくても胃を休めるだけで落ち着く場合もありますが、どうしても我慢できないなら病院へ行かなくても市販の薬で1,2日様子を見れば効果がでるはずです。

市販薬を飲んでいても全く変わらずその後も痛みが続く場合は精神的な要因があるようです。がん検診を受けても異常なしの結果、市販の薬でも効果がなく、漢方の半夏厚朴湯(ハンゲコウボクトウ)で症状が治まりました。半夏厚朴湯は腹部違和感、喉の詰まり感、不眠症、めまい、不安症、更年期障害の不快な症状に対応できるので手放せない漢方薬です。気になる症状が出たときに服用できるよう常備しています。

胃痛といっても色々と種類があります。「キリキリ」「ムカムカ」「もたれる」など、これら全部胃痛です。胃痛の原因は多岐にわたり、その症状により飲むべき医薬品も異なります。胃の調子が悪いと色々と体の不具合が出てきますので、自分の胃の症状を把握して、胃の痛みの種類に合った医薬品を飲むように心がけましょう。

異変を感じたらまず暴飲暴食を控え、市販薬で様子を見るか、早めの受診で相談し体にあったお薬・漢方を処方されれば長引かせずに早期回復できます。保険が効くので漢方でも薬代は安く済みます。ネットの売れ筋ランキングを見て買っても、体に合う・合わないとわかるまで飲むと漢方薬は高いですので、やはり医師の判断から処方されるとその後も安心して服用できます。

腰痛『原因と症状』

日本で腰痛を抱えている患者は1500万人以上いると言われてます。
腰痛の原因の大半は、日常的な生活の姿勢や生活習慣の中にあると言われてます。
さらに言うと「腰に負担がかかりやすい生活」を送っているための必然の結果と言い換えることができます。
具体的な原因として、「姿勢が悪いこと」「長時間の同じ姿勢、過度の運動や労働」「加齢」「内臓の病気」「精神的なストレス」
が挙げられます。
その結果、背骨もしくは内臓に病気を患い腰痛へと発展していく2つのケースに分類されます。
背骨要因として、椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、変形性脊椎症、骨粗鬆症が挙げられます。
内臓の病気要因として腎臓結石、尿管結石、大静脈瘤、婦人科の病気、悪性腫瘍が挙げられます。
例として、ぎっくり腰と言われる急性腰痛症の症状として、靴紐を結ぶ時や、洗面台で顔を洗う時のように
前にかがんだり、長く座っている時に突発的に激しい痛みが襲い、その後、患部が張るような痛みが
継続的に続く場合もあります。
その原因として筋肉・神経・関節へ衝撃的な負荷がかかった、もしくは精神的な緊張と疲れの堆積が挙げられます。
また運動不足、肥満、全身の疲れで、腰周りの血行が滞り、筋肉披露を起こしたことも挙げられます。

関節痛『原因と症状』

加齢が進むと共に、体のあちこちに関節痛を感じることも多くなるでしょう。
関節痛は、放置すれば重大疾患にもつながる恐れがあり、その主なものに、変形性関節症と関節リウマチがあります。
どちらも女性に多く見られ、30代という若い世代での発症も多く、その数は100万人とも言われています。

変形性関節症の原因は、関節の骨と骨との間にある、軟骨がすり減っていき、痛みを生じます。
関節リウマチの原因は、関節の周囲に炎症が起こり、激しい痛みや関節の腫れを引き起こすもので、一度関節が腫れてしまうと自然に治る方法はなく、手術をしなければ、腫れを取ることはできません。
その為、関節痛が何週間も続く、手足がこわばるなどの症状が現れた時には、整形外科ではわからない場合もある為、早めにリウマチ外来、または専門院に行き、血液検査をしてもらうのが良いでしょう。

ただし、指などの細かい関節は、血液検査の炎症反応には現れづらい為、突き指と症状が似ているので、注意が必要です。
膝が痛いけど子供を抱っこしているから…や、寒いから関節が痛むのだろうという自己判断は非常に危険です。
関節痛から来る重大疾患は、大けがや出産などにより、ホルモンバランスが崩れた場合にも起こるので、若い世代でも注意が必要なのです。

関節痛のなかでもとにかく辛いのが膝の痛みです。特に中高年になるとなぜか膝が痛くなる。
まさかその歳で本気で背が伸びるかもと思う人はいないと思いますが、中高年の膝の痛みは加齢か病気のどちらかです。
痛いと思ったらとりあえず原因だけでも突き止めませんか?

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